WEB検索の未来「ソーシャルサーチ」について考える

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1996年のGoogle誕生以来、WEB上の情報コンテンツへの入り口は検索サイトが主流となった。
検索サイトは独自のアルゴリズムを持ち、キーワードを軸に、ユーザーが必要とする最適な情報を
提供する優れたシステムだ。
しかし現在、WEB上における情報過多はさらに勢いを増しているといえる。
日々増え続ける膨大な情報の中で、「何が本当に必要な情報か?」「何がノイズか?」はユーザーの価値観によって
変わる。ノイズを減らし、整理を行った上で(キュレーションの必要性)、ユーザーの個性に合わせた情報提供の必要性が出てきている。
それを踏まえ、WEB検索の未来である「ソーシャルサーチ」について考えてみる。


ソーシャルサーチって何?

現代において「ソーシャルサーチ」という言葉は、まだ完全に定義されていないと思われる。
本エントリーでは「ソーシャルサーチ」を下記のようなものとして定義する。

“ソーシャルプラットフォームとの親和性が高い拡張機能を兼ね備え、そこから収集される
ユーザー個人の属性情報を解析し、検索結果を個人別にカスタマイズする検索システム。”


※現在Googleが実装している「Google Social Search」とは少し趣旨が違う。